みなさま こんばんわ

新年度を迎えM2に進級しました松本です

3月31日にJST東京本部別館で行われたシンポジウムの様子を報告します

青木先生の開会の辞でスタート


特別講演

施策提言に向けた総合的なコホート研究の必要性 金澤先生にお話しいただきました
以前に比べ、画像診断の技術の進歩などから、病理解剖が激減している。死因を特定する病理解剖の必要性をお話されていたのが印象的でした。

基調講演

領域架橋と研究ガバナンスの方法 小泉先生にお話しいただきました
コンドルセの無益の連鎖・・ノーベル賞受賞者同志の話し合いは自分の領域にしか興味がないので、相手を退屈させるし、させられる・・領域架橋は大事だけれど難しい・・
大学でも1つの分野に精通していると、レベルが高すぎてきいていてもわからないことがたくさんあるので、とっても納得


シンポジウム コホート研究の将来に向けてということで4名の先生方にお話しいただきました

山縣先生 出生コホート研究の現状と意義
2010年度から「子どもの健康と環境に関する全国調査」エコチルのご紹介

安梅先生 「すくすくコホート」研究デザイン開発と次世代活用ーデザイン、マネジメント、方法論開発と新展開ー 子どもの社会性に影響を与える・・褒め、承認、望ましい生活習慣、家庭環境、育児ストレスへのサポートの重要性

定藤先生 社会脳科学とコホート調査
褒められることは社会的報酬、金銭報酬と同じようにMRI画像にて脳が活性化・・

小枝先生 コホート研究を生かした学校教育への貢献:育ちと学びのコホート研究の必要性
見知らぬ4人がどのように仲良くなっていくか、5歳だと仲良くなってもアメの分配に影響は出ないが、6歳になると仲良くなるとアメの分配がレベルアップする、dyslexiaの鳥取方式・・

指定発言は河合先生、前田先生から


とっても大盛況でこんなにたくさんの方にご参加いただきました


パネル討議&質疑応答

たくさん質問の手があがりましたが、時間の関係で・・・
小泉先生の閉会の辞で終了しました

古典芸能はダメだし、最初は褒めて好きになったら、ダメダメダメで岩にかじりついてもやれ!で大成する
どの時期にどういう褒め方をしたらいいか知るにはコホート研究でないとといったお話し、どのお話もとても興味深く、勉強になりました

懇親会はJR市ヶ谷駅の2階のイアタリアンでした

すくすくコホートプロジェクトは私と杉田さんが入学する前で終了してしまったので、お噂は伺っておりましたが、素敵な先生ばかりで、シンポジウム&懇親会でご一緒させていただき、とっても幸せでした



最後に集合写真


ありがとうございました
by matsumoto