先日の,スピリチュアル・ケア教育についてのセミナーに参加できず,残念に思っていましたが,研究室のメンバーがビデオ撮影してくれていました(感謝!)。そこで,さっそくVTRを見せていただきました!
東京ディズニーランドでのホスピタリティのお話や
ご自身の経験からお話くださる、たくさんの物語に
すごく自分自身も共感したくさんのことに気づかせていただきました。
心と心を共鳴させること、そして、生き方や脳を活性化させることや目標を設定すことの大切さなどなど、示唆に富んだすばらしいご講演でした。
医療に携わる人にとって
考えなくてはならない内容だったと思います!!
やっぱりどんなに文明が発達しても
人間は、そんな簡単に変わるものではない。。
だからこそ、人間らしく、よく飲んで 食べて 歌って 踊る!
人生を愉しむことや、自分らしく生きること。
そして、人と人がつながることの大切さ。。
そんなことを考えさせていただきました。
(by MORITA)
名古屋大学 准教授 星野 崇宏 先生 (JSTさきがけ「知の創生と情報社会」研究代表者)をお招きして,講演をいただきました。
星野先生は,「社会性の発達について潜在クラス付き成長曲線モデルの適用」と題して,実際にデータを活用しながら,統計手法と解釈の仕方をお話してくださいました。
実際にデータを活用しながら学ぶ有効性を,だれもが実感できたと思います。
Proc traj についてのお話がありました。これは,Nagin(1999,Psychological Methods)で整備された方法がSASのパッケージで実用化されたものだそうです。
研究室がもっている,縦断データが,さらに生きてきそうです!
みなさん,がんばりましょう!
そして,星野先生,高橋先生,岡田先生,ありがとうございました。
(by watanabe)
石井享子先生(法政大学教授)をお招きして,「スピリチュアル・ケア教育:共感性を育む新しい方法論の開発」というテーマでご講演をいただきました。石井先生は,具体例をあげながら,とても優しい語り口で,スピリチュアル・ケアをお話してくださいました。
ごく最近,内田樹先生が書かれた,「死と身体-コミュニケーションの磁場」という本を読んだのですが,石井先生のお話を聞きながら,その本を思い出していました。その,とある章の中で,内田先生は,こんなふうに言っています。
まじめな顔をした学者たちも,けっこうこっそりと超常現象について研究しているんじゃないかとぼくはにらんでいます。哲学的に深遠な話をしているかのように見せかけておいて,あるいは学術的に合法的なことばと概念を使って,じつは「○○の話」をしている人ってけっこう多いぞと,前から疑っているのです。 -内田樹著,死と身体-コミュニケーションの磁場より-石井先生もそのひとりなのではないかと考えていました。。現象学を説いたフッサールや,フロイトの精神分析学を構造主義的に発展させたラカンの後を次ぐ,というか,さらにもっと違う視点も加えながら科学的に説明しようとされている研究者のひとりなのではないかと,考えていました。そして,今,それがとても求められる時代になっているのではないかと思いました。
そんな先生が,ごく身近にいて,何かあれば研究室に駆けつけてくださるのですから,私たちは本当に幸せです。
ゼミのあとは,恒例のパーティ!!石井先生がお誕生日だと聞いていたので,アンパンマンのケーキを用意しちゃいました。

石井先生,お誕生日おめでとうございます!
そして,たくさんの学びをありがとうございました!

by watanabe
国際発達ケア研究室のホープ、博士課程1年の平野さんが、Writing Program - My Experience Note- と題して、'Asian Scholars Writing for Publication' ダイジェスト版を発表してくれました!

このプログラムは、英語の論文の書き方だけでなく、日本語の論文の書き方にも効果的に影響する興味深いプログラムのようです。日本にいても、英論文の書き方は学べますが(大学院の講義でもAMAマニュアルにもとづいた書き方をNative Speakerである先生から学べますが)、しかし、米国で刺激をうけて来たいなあ・・・と思わずにはいられませんでした。
平野さん、ありがとうございました!

次回ゼミは、5月21日(木)です。
テーマは、スピリチュアル・ケア教育:共感性を育む新しい方法論の開発
講師は、石井享子先生(法政大学教授)です。
p.s. ホームページでのお知らせをみて、大阪から来てさったNさんとSさん、
ぜひ、またお会いしましょう!
(by watanabe)
他の研究室から,2名の仲間を迎えてのゼミです。
まず,M2 Oikawa-sanは,「プライマリーヘルスケア・住民参加理念に基づき組織された保健委員会の運営状況に影響を与える要因について」という研究課題で発表してくださいました。
アフリカはセネガルに出向いての第Ⅰ期ヒヤリング調査,第Ⅰ調査の結果をふまえた,第Ⅱ期質問票調査と,調査は進んで行くようです。
なるほど~,セネガルでは,アルマ・アタ宣言やバマコ・イニシアティブ導入が,地域保健戦略の柱になっているわけなんですね。。。
それにしても,フランス語で倫理審査の書類を書くことのできるOikawa-san,すばらしいです!
そして次は,M1 Hori-san,疫学教室からの参加です。
大学の附属診療所内にある鍼灸臨床部門での経験をもとに,Research questionを話してくださいました。個人的には,鍼灸の部門での動物実験に興味をもちました。
Oikawa-san,Hori-san,興味深いプレゼンをありがとうございました!!
さて,次回のゼミは,5月13日(水)14時~
プレゼンテーターは,M2 Maeshima-san,M1 Ueki-san,次回も国際発達ケア研究室とはまた違った仲間の発表です!
( by WATANABE )
修士論文の公開中間審査会が行われました。
国際発達ケア研究室からは,恩田さんと渡辺が発表させていただき,なんとか無事に中間審査を終えることが出来ました。
(恩田さんと渡辺です。カメラマンはM1川島さん^^) 今回の審査会に向けて,というより,研究の実施に向けて,私も恩田さんも,たくさん考え,調べ,研究室でのディスカッションをくりかえしてきました。自分の問題意識が具体的な研究テーマになるまで,ずいぶん悩みました。でも,これは悩んでしかるべきこと,とてもまっとうな悩みだったのだと思います。
途中,先生は,「自分が明らかにしたいこと,そこで使っている言葉の定義,研究における操作的定義,具体的な内容,そして,作業仮説,これが明確にならないと研究としての根底が崩れてしまいます。」と言ってくださいましたが,本当にそうだと思いました。ここでしっかり悩んでおかないと科学的な研究にはなっていかないのだと実感しました。
でも,そうして考え,調べ,整理してきたことが少しずつ形になり,他の人にも伝えることができ,分かってもらえる,これは本当にうれしいことなんですね。研究室の仲間と先生に支えられ,研究のつらさも楽しさも体験させていただきました。
とはいっても,研究はこれから。
やっとスタート地点に立ったところです。課題もまだあります。
よい研究になるように,がんばります!
(by watanabe)